どーも。
ニナ(@ninarich0313)です。
今回もディープスポット的な案内として小樽の旭町に行って来ました。
そもそも小樽市民ですら旭町の存在を知らない人が多いと言うから驚き。
【町】とつくくらいだからそれなりに昔は人が住んで居て居なくなった、
美唄の我路のような場所なんじゃないだろうか・・・?と思って行って来ました。
詳しくはこちらをクリック⇒【美唄市の廃墟の町、、、我路に行って来た!!前編】
小樽市旭町とは・・・
小樽市旭町はこんな所↓を参照。
小樽市の塩谷と緑町、長橋に囲まれ、道道や国道など大きな道が隣接することの無い隔絶された地域。
平成22年の国勢調査では既に人口0人。もちろんその後の十基台帳を見ても人口0ですし、過去の調べる事が出来る範囲で見てみても平成16年以前も人口0だったようです。
ただ、小樽市には人口0の町は旭町だけでは無いんですね。
有幌町(臨港線沿いの出光セルフがあるあたり)や、天狗山は人口0です。しかし天狗山はスキー場があるし、
有幌町は小樽の観光中心部に近い事もあり建物も多く、人が住んでいないだけ。
しかし旭町はそれとは大きく異なります。
まさに何も無い町・・・【?】だったのです。
現地調査してきた
小樽市旭町は名前は立派ですが、これ町って行っていいものか。非常に謎です。
グーグル先生に小樽市旭町の事を聞いても不動産関連のHPなどが多数ヒットしますが内容は意味の無いもの。
だって物件情報サイトがこの町の情報を出しているものの、物件数0だもの。
オタモイ4丁目や赤岩4丁目など人口が0と思われる丁目は他にも小樽にはあるので、
何故この場所をわざわざ旭町という大層な名前をつけたのが非常に気になったくらいです。緑や長橋の奥なので
緑6丁目でも長橋6丁目でも良かったんじゃないの・・・と。
長橋5丁目から向かってみた
さてこの小樽旭町。
行き方としては複数ありますが、今回選んだのは長橋5丁目ルート。
長橋5丁目には小樽市保健所の犬管理所と言うのがあります。
犬管理所とは人間の勝手によってかわいそうな運命にある犬達を管理するところです。多くは語るつもりはありませんが察して下さい。このような悲しい犬が居なくなる事を祈ります。
この左には建物があります。そして慰霊碑(獣魂碑)なるものもあります。
さすがに写真を撮るのは気が引けたのでコレだけ。
この旭町。
鳥獣保護地域なんです。
かたや人間の勝手で悲しい運命を辿る動物(捨てられたペット)と、人間が保護している野生の鳥が生息する地域が隣合わせって皮肉な感じがしませんか。
旭町に入る手前で既に鬱蒼としげる林状態なので冷たい空気が流れています。
その奥に行くとすぐそこから旭町に突入です。
登り坂がキツイ
旭町にはチャリで行ったのですが普通に後悔しました。
行く前にグーグル先生の力でイメージしてたはずだったんですが、グーグル先生の感じだと坂道って感じがしなかったんですよ。
ですが実際に行ってみるとずっと坂。
ひたすら坂。
入り口入って速攻やめようかと思ったくらいですが、
取りあえず進んでみました。何かあるかもしれないと期待して。。。
廃墟らしきものを見つけましたが恐らく犬管理所関連で使われてたであろう物置小屋。大きさからして人が住めるような所ではなかったです。
更に坂道を登って行くとこのような建物が。
先に行っておきますが、旭町で確認できた建造物はコレだけです。後はひたすら何も無い。
ここは苗を作る事業所らしいですが、
稼動している気配は一切無し。時期がくれば稼動するのでしょうか。謎です。
苗事業所のすぐ横にはトイレの看板が・・・
その先を見てもトイレらしきものは一切無し。
野○ソしろってことですか?
ここも事業所関連の土地と思われる。
見た感じは特に何も無くこのまま公園として整備しちゃえば・・・?と思ったりもして。
鳥獣保護区域なので出来ないんでしょうけど、キャンプ場としてあっても気持ちよさそう。
苗事業所を横目にさらに上へ。
雪解けの水が大量に流れてきています。
それにしても空気がうまい。静かに時が流れている感じがします。
車が行き交う事が出来ないので退避ポイントらしいのですが、
全くなし。崩れ落ちてしまったのだろうか?明らかにトラップとしか思えませんね。
保護区域として現地に向かう人もいるんだしもう少し整備しても良いと思うんですがね・・・。
先ほどの事業所の開けた土地が奥に見えます。
水辺の広場と書いてますが小川みたいのが流れているだけ。
雰囲気としては苗穂公園的なポイントですね。長橋と違ってかなり山の中ですが。
さてここからは見せ場は全くありません。
ひたすら登って・・・登って・・・登って。
とにかく整備されてないので凸凹道です。当時はマウンテンバイクでここに来ましたが、
ロードバイクならとてもじゃないけどパンクが怖くて走れませんね。
写真じゃ伝わりにくいと思いますが
ここも10%以上の傾斜あります。
比較的新しいゴミが。ポイ捨てダメ。絶対。
なんなんでしょうね。こういう事する輩って。誰も見て無ければするって感覚オカシイ。
不法投棄も結構目立ちますね。恥ずかしいですね。
こういう事をする輩が一定数いるって思うと何とも言えない気持ちですな。
神様仏さまとか信じませんけど、こういう人には罰があたっていいんじゃないですかね。
ミラーが無いと見えないくらいのカーブ。
なかなかの急カーブです。車で来るときは要注意。
いよいよ上の方が見えて来ました。
退避ポイントはどう見ても無いですよね。
相当登ってきたようです。眼下に広がるのは長橋らへん。
非常に気持ちが良い。
もう案内地図の役目を終えてますね。また整備して欲しいものです。
ただここは遊歩道もあるようなので行ってみたい方はぜひ。
さすがに奥に行く気にはなれなかったのですが、この上の地図の手前に一台車が止まっていました。
山に入って行った人がいるということなんでしょうね。目的はなんなのかな?
保護のための調査なのかな?それとも山菜取りかな。
やっと分岐ポイント!
ここを左に行くと商業高校方面へ、右に行くと北照高校野球部の練習グラウンド方面に抜ける事が出来ます。
ちなみにここが大体中間地点です。
海の向こうに見えるのは浜益方面です。この日の天気であれば祝津の展望台に行けば増毛方面まで見えたでしょうね。
でもここはまた違った意味でいい感じです。
送電線を上から見るってなんだか不思議な感じですね。
そしてここがゴール。
この看板を左に下りると先ほども言ったように商業高校方面(緑町)、右に登って行くと北照高校野球部グラウンド方面に抜ける事が出来ます。
多分今回のゴール地点はココらへんでしょう。
今回の収穫
さすがにこれ以上は疲れる上に薄暗くなってきたのでやめましたが、
多分この感じだと人が今まで一度も住んだことが無い町なのかもしれません。
一応メインストリート?の筈ですが近くに一切廃墟っぽいものは無いので恐らくそうなのでしょう。
もし小樽市旭町に関して何か情報がある方いらっしゃいましたら、
是非コメント等寄せていただけたら嬉しいです。
今回の収穫は小樽市の旭町は何も無い!坂だらけ。という事でしたがいかがだったでしょうか?笑
ではまた次回。
お会いしましょう。
ではではニナ(@ninarich0313)でした。
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コメント
あなた何も知らなすぎ。昔の釣り堀だとも知らないであれこれてきとうなことネットに書かないで頂きたい。今の高齢者なら知ってる人は知ってることです。てきとうな情報をネットに流すのは辞めていただきたい。
なるほど。知ってる人は知ってる情報だったんですね。私は知人含め聞いたり調べてみても分からず、、、とにかく勉強不足でした。
釣り堀だったんですね!コメントありがとうございます。釣り堀だということも含め調べてみようと思います。貴重な情報ありがとうございました!
はじめまして。長橋が地元で、母が長橋に60年以上住んでますので、いくつかコメントさせていただきます。
>>何故この場所をわざわざ旭町という大層な名前をつけたのが非常に気になったくらいです。緑や長橋の奥なので
緑6丁目でも長橋6丁目でも良かったんじゃないの・・・と。
→これは昭和42~44年に小樽市の町名変更があったときに、変更されずに残ったという方が正しいと思います。長橋も、本来の長橋は十字街あたりのみだったそうで、砂留町、松山町、坂本町だったところを含めて長橋~丁目に変更してますので。
どういう基準で残す残さないを決めたのかわかりませんが、旭町はあまり住宅が建ち並ばなかったので残ったのかな?と個人的には考えています。でも手宮方面は錦町、梅ヶ枝町など残ってますよね。住吉あたりも細かく町名があったものが変更されてしまいましたが(蛇足ですみません)。なので、大層な名前というより、昔の小樽では標準的な町名だっただけのことと思います。
>>天狗山は人口0です
→平成の最初の方までは住まれていた方がいたんですよ。スキー場の麓、ピュアースキースクールの隣に、ふつうに表札の出た一軒家がありました。いまは取り壊されてしましたが。年配の男性がお住まいで、はじめてスキー学校(ピュアー)に行ったとき、場所が分からず、たまたま家の前に出ていらしたその男性に場所を教えてもらった記憶があります。
あと、古くから長橋に住んでいると旭町は謎の町みたいな認識はあまりないです。母の同級生なんかは複数人住んでいたようですし(昭和30年代、営林署?関係)、私の同級生にも住所がそこにあるという人がいました(平成一桁年代)。桃内も、丁目によっては人口がゼロに近いところもありますが、平成初頭まで桃内小学校がありましたし、徐々に人口が減ったというだけのことでしょう。昔を知っている人間としては「謎」とか「隔絶」みたいなイメージはありません。
まかろんさん初めまして。
まず初めに、、、
詳しく色々お教えいただけありがとうございます。書きなぐるような乱暴な文章に事細かく優しく教えていただき感謝いたします。
なるほど、過去に町名変更があったのですね。私も厩と言われていた地域に過去に住んでたのでまかろんさんが仰るおそらくその時期に色々変わったのでしょうか。(ふとコメントを見て思い当たる事がありました)
もっと父や母に聞いてから書いた方が良かったなぁと反省するばかりです。(町名変更は年代を聞く限り父母でも知ってるはずですし)
天狗山のくだりなども書かせていただきましたが、
確かに今は0でも昔は住んでたというのは想像できる話ですよね^^;もっと図書館などに行き、町の成り立ちを調べてから書いた方がよかったかもしれません。
私の祖父母も実はこの地域に住んでおりましたので、バイバス出来る前も幼心にここら辺に遊びに来てたんです。ただ、
私が幼いころに亡くなった祖父母とはこのような話をしたこともなく、
ただただ謎に思っていた地域であり、大きくなった今歩いてみて回ろうと。そして、その雰囲気を皆さんに知ってもらおうと。
そういう地域が小樽にはあるんだよ!もっと見て!と思って書かせていただいた次第です。
先にコメントをいただいた小樽市民さん含め、何言ってんだ!という感覚があるかもしれませんが、まず知って貰えれば…と思い書かせていただきました。
突っ込みどころが多いとは思いますが、小樽を知ってほしいが故、、、と思っていただけると幸いです。
ニナ様
ご返信ありがとうございます。
否定の意図はなく、自分で様々なブログを拝見するときにコメント欄に付け加えられた情報が詳しくて役立つことが多いので、知っていることを書き込みさせていただいた次第です。
ご気分を害されてしまったら申し訳ございません。
小樽をもっと知ってほしいが故…というお気持ち、よく理解できます。私も常日頃、小樽は運河・ガラス・寿司などの上っ面だけ見られがちで、ちょっと悔しさを感じているので。
ただ旭町のような場所は、知られることで、興味本位の廃墟マニア・心霊スポットマニアに広まって、彼らの自己満足の材料にされてしまう可能性があるのでは?ということに関しては、危惧しています。親しい知り合いにそういった趣味の人がいるのですが、そこに住んでいた人や暮らしに思いをはせたり、そこに自分が行くことで地域に与える影響を考えたりすることなしに、ただ不気味、何か不思議な現象が起こるかも、という浅はかな興味だけで訪問するらしいのです。小樽出身者としては、彼らは正直あまり歓迎したくありません。ニナ様はどのようにお考えですか?
このようなブログを運営され、現場に足を運んで撮られた写真をふんだんに使って記事を書かれるエネルギーは、本当に素晴らしいと思います。ストビューで見られないような場所もあり、行ったような気にさせてくれる記事で、とても面白かったです。情報発信は想像以上に影響が及んだり、責任が伴ったりして難しい面がありますが、頑張ってください!応援しています。
まかろん様
コメントの返信ありがとうございます^^否定的なコメントとはとらえておりませんのでご安心ください。
そしてコメント欄まで見ていただき、補足までいただき感謝いたします。
さて、ご質問の件に対してですが、
まかろん様 の指摘にあるように、
興味本位の人間が来る可能性もあるのかもしれない。という気づきがありました。また私自身廃墟にいったりする人間なので、
知らず知らず同じような人間を興味を持たせ招き入れる事をしていたのかもしれません。
で、私の考えですが、あくまで廃墟巡りする人間の戯言なので説得力が無いのを承知で言わせていただくと、
興味を持ってもらい足を運んでいただく分には歓迎という立場です。
何故なら廃墟ツアーがあるくらい今は朽ちていく歴史的な遺構を見たりして日本の歴史を感じる人もいますし、そこに魅力を感じる人が少なからずいるからです。
私も数年前までは全く興味のない人間でしたが目覚めてからは少しでも知って貰う事で小樽の役に立ちたいと思うようになり、このような形ではありますが、
書かせていただいてる次第です。形として正解なのかはわかりませんが…。いうだけじゃなく行動したいと思いまして…。
ただ、絶対にやってほしくないのは、
根も葉も無い事を他人に吹聴したり、誇張したり、
その現場を荒らすような行為などはしてほしくない。と、思っています。先のコメントの方からすると私のこの記事自体が
そのように映る事もあるようなので、慎重にしなくてはいけないな・・・。と思っていますが。。。
最後になりますが、
まかろん様 のコメントには画面の向こうの方の貴重な意見だけではなく、人となりといいますか人間味が見える気がするので、非常に励みになりありがたいです^^
最近はこのブログはあまり更新しておりませんが、またコメントをいただけるような記事をアップできればと思っておりますので、
たまに覗いていただければ嬉しいです。本当にありがとうございました!
先ほどテレビでやってましたよ。
元々国有林で人が済んでなく、市が引き取った時に山の名前から旭町とつけたそうです。