登別市富浦【室蘭本線】蘭法華トンネル

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廃墟遺構・限界集落・廃村・廃駅など『廃関連』

蘭法華トンネルは、JR北海道室蘭本線にあるトンネルで、登別市の富浦駅から白老方面に列車でいくとすぐに差し掛かる。

道南バス富浦停すぐ横。

現在の蘭法華トンネルは3代目(現、旧、旧道下り線)で、そのすぐ横に大正時代と明治時代に造られた旧トンネルがある。

単線の旧蘭法華隧道は1892(明治25)年に煉瓦造りのトンネルとして建設され、その後1926(大正15)年、伏線化に伴い下りトンネルが、

現蘭法華トンネルは1980(昭和55)年、電化にすることに併せて造られた伏線トンネル。

『一応』柵がある…一応。

車で行く場合は、室蘭方面より国道235号線を白老方面に走行し、道道701号登別港線(旧国道36号線)へ右折するとまもなく富浦駅と、トンネルの前に行く事ができる。

蘭法華トンネルは道路間近ではあるものの、車で通る場合春先じゃないとその存在に気づく事はないかもしれないので、富浦駅近くに車を停めて歩いてみてみると良いかも。

夏はこんな風には見えない。

気軽に見ることができる、廃道(廃隧道)初心者におすすめの場所だ。

旧蘭法華トンネル

ちなみに白老側、旧蘭法華トンネル方面を跨線橋の上から見渡すと何故かわからないが菩薩像がある。

跨線橋上より撮影。
正面にトンネル、右手に菩薩?像。

それもなかなか良い雰囲気を醸し出しているので手を合わせ像を横目に通り過ぎ、笹藪を掻き分けて行くと思いっきり柵も何もなく廃隧道が口を開けているので、

近くに行けば更にちょっとした探索気分も味わえるだろう。

また旧国道の蘭法華トンネルもなかなか古いのでそちらも合わせて見てみると良いかもしれない。

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