今回紹介するのは北海道のとある町のとある廃校。
少しだけ高台にあり、海が見える眺めの良い廃小学校で今にも塩のいい香りが流れてきそうだ。
この物件は数年前から知っていて、狙っていたものの一つ。
ずーっと行こうと思いつつも、まぁいっか…いつでも行けるし!!
と思ってしまい、重い腰があがらず放置していた。
ただ昨今、特に今年になってこういった廃墟の解体がやけに多くなって来ている為にやっとこ向かおうとなったのだ。
※実際行こう行こうと思いつつ行かずのまま今年解体されていた物件がいくつかあるので少しやる気が出た…
行って正解だった
実際行ってみると、以前より熟成されており雰囲気が出ている。
完全崩壊とまではいかないが、建物自体の損傷が激しくなっており、今シーズンの雪次第では更に大部分が崩れてしまう可能性が少なからずある。
※とはいえ今シーズンや来年に崩壊するとは思えないが…(ただし解体されるのを除く)
児童たちの思い出の詰まった校舎内は、それほど荒らされることなく残っていて、
その分、現実的で寂しく思えた。
いつも思うがこれ程のものは売るなり寄付したり再利用できるならばすればいいのにと思う。
このまま朽ちていくよりは第二の人生を送ってもらった方がいいのではないだろうか?と思う。
さらに言うならば、この様な状態になった学校(学校に限らずではあるが)には『個人情報』がつまっており、それも放置されるのはどうなのだろう?と思ったりする。
後は子供達の思い出の発表作品やトロフィーも残っていたりして…悲しいなぁとも。
体育館は現役としていけるが…。
体育館はちょっと掃除すれば…利用できる。実際のところはしなくても普通になんの心配も無く利用できそうだった。
とはいえ、利用する人がいない。
一応、避難所としても指定されている(た?)様だが、本当に今も避難所として使う人がどれほどいるのだろう。
現役の時に指定されたまま看板が残っているだけの様な気もする。
理科室も、図書室でも、音楽室でも、まだ使える忘れ物がたくさんあった。
児童たちの思い出は本人たちが忘れずに持って行ってくれたのだろうか。
ちゃんと残っているのだろうか。
学校内にはまだ当時の様子が色褪せることなく、残っていた。
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