こんばんは。ニナ( @ninarich0313)です。
小樽ディープスポット案内の始まりでございます。
今回は小樽のサーファー達がかつてビッグウェーブを求めていた銭函の海、
礼文塚までの行き方をご案内~!多分うちより詳しく行き方を書いてるブログは間違いなく無いでしょう!
波乗り野郎が愛した地
今回は小樽の波乗り野郎がこよなく愛した地、銭函・礼文塚に行ってきました。多くはここでは語るつもりはありませんが、現在礼文塚ポイントはエントリー禁止のようです。色々あったようですね。せっかくのポイントなのに勿体無いけど、色々あったのでしょう。
ここでは張碓グリーンと言われるエメラルド色した海を見る事が出来るはずだったのですが・・・。残念。
行った日は穏やかな波だったのにも関わらず濁った海でしたね。
では場所を写真を使いながら案内させていただきます。
礼文塚の場所
まず始めに行く前に。
もし本気で行くのであれば長靴か濡れてもいい靴で行く事をおすすめします。
小樽方面から来る場合は、国道5号線で張碓を抜けてブルーホテルドゥーエを越えた辺りに比較的大きな道路を左折して下さい。すると少しするとすぐ右折できる場所があるのでそこを下って行って下さい。
すると、れぶんづかはし(礼文塚)があるのでその橋を越えます。
この橋を越えると左下に下りて行く道路があるので降りていきましょう。
ずっと降りていくと小樽し尿処理場ばあります。ここは私有地。そして立ち入り禁止とされている場所なので、無許可で行くのはやめた方が良いでしょう。
近くにいた人に話しかけ、この先の海の写真を撮りたいんだと言うと、渋々教えてくれました。間違っても黙って入ったり線路を渡ったりするのはやめましょう。
自分は黙って許可無く通って後から怒られるのもイヤなので、自ら名乗り出て写真撮らせてくれと直談判して許可を得ました。
また私達のような訪問者が停められる駐車場などは一切無いので、公共交通機関を使い近くまで行き徒歩か、自転車で行ってくださいね。
※許可して貰えるかは不明なので徒労に終わる事も覚悟して下さい。
さて、し尿処理場が道を下っていくと右手前に見えてきます。そこまでは行かずに左を見ていると・・・。
小さな川が流れています。
ここを越えます。この小川くらいなら走れば何とか濡れずに飛び越えられる川です。しかし足下がすべるのでここは覚悟を決めて行きましょう。
この川を越えると・・・
このような道があります。この草むらの中に目をやると・・・。
御神木と礼文塚八大龍王と書いた祠が。
非常に気になる・・・。
ここをさらに越えていくと
開けた所に出てきましたよっ!いよいよ海か・・・?と思いきや柵。
当然ここは越えたらいけません。絶対にやめましょう。
ただ左の方を見てみるとー
細い道ですが川に降りられる道が。ここを慎重に降りていくと
礼文塚はもう目の前。たださすがに躊躇しましたね。この時自分はスニーカーだったから。どう考えても濡れるしか無い上に、このホースはし尿処理場から来ているんですもの。
処理されているとは言え少し躊躇。ただここまで来て何もせず引き返すなんて、それこそバカだろう。悪あがきをするように、つま先立ちをしながら一気に走りぬけ少ししか濡れずに何とか向こうに抜けれました。
まぁ写真でもお分かりの通り、向こうの方が若干深い上にホース側なのでどっちみち濡れるんですけどね。
という事で絶対に長靴で来るように。
完全に線路を越えました。
ここが礼文塚。何もありませんけどね。この日は特に波も穏やか。でも張碓グリーンも見られず残念でしたが、ここにたどり着けたというのが何よりも充実しています。
さらに処理する機械か何かだろうか?
礼文塚。ここには誰もいない。一人だけの海。たまに感じるのは約15分置きに来るJRくらい。それ以外は人の気配も何も感じなくて落ち着きます。
きっとここが整備された100年以上前もこの海は変わらなかったんでしょうね。
誰だろうね。せっかくこんな素敵な海にゴミを捨てていく野郎は。しかもビッグマンの4ℓのペットボトル、まさかここで飲んでないだろうな。
仮に飲んでるとして、その後どうやって帰ったんかな。ゴミ捨ても事故に繋がるような事もしないで欲しいものです。
少し残念な気持ちになりました。ここに来るのはサーファーの人ばかりじゃないだろうけど、せっかくこの場所を楽しみたい人も一部の最低限のマナーすら守らない人の為に使えなくなるのは悲しいなぁ。
ってまぁ、許可貰ったとは言えここにいる俺も似た様なもんか。
ポイ捨て禁止!ダメ!絶対!
非常に重厚なハシゴ。触れてみたけど、それだけで丈夫さが伝わってくる。
海風に何十年も吹きさらしにされているのにまだその姿がある。上の方はちょっと腐敗がヤバイ感じだけど。あと何年この姿をここに残せるだろうね。
徐々に徐々に人にはわからないスピードで誰にも気づかれずに朽ちていくんだろうな。
取りあえずここは写真を撮るだけで我慢。
昔の歴史の転換点。コンクリートと石垣の境目。コンクリートの方がところどころ欠けちゃって昔のものの方が原型とどめてるって凄いですよね。
これもクロフォードが作ったのかな~?なんて思ったり。だとしたら凄いですよね。いつの時代のもんだろう。
もしそうだとしたら明治11年頃。西暦1878年。137年も昔です。
一方東京では現在の23区が設置されたのも1878年だったようです。
また世界に目を向けるとエジソンの蓄音機にて世界最初の特許権を獲得。エジソンの時代のものだとしたら、、、と思うと胸熱ですが、多分違うんだろうなぁ(笑)
若干潮が満ちてきた気がする。とりあえずこのカーブの先まで行って何があるか確かめねば・・・。慣れない石の上を急ぎ足で進みます。
残念ながらカーブの先には何も無かった。ただ遠くに恵比須岩が見えただけ。でも天気が良いから小樽の祝津まではっきりと見える。
礼文塚で何かを見つけられた訳じゃない。だから満足。とはいえ、どこか寂しい。帰り道だからかな?いや違う。この上を見てないからだ・・・。
という事で。
線路を撮る。もちろん上には上がる事はせず、下から一生懸命腕を伸ばして。
結局撮れた写真はこれだけwここは礼文塚です!って言い張っても信じてもらえないレベルのものですかね(笑)
元の位置に戻ってきましたよ。大分陽も短くなってきました。
もっと粘って夕陽をとも思いましたがさすがに海沿い一人で2時間近くいるのは寂しい!という事で帰ることに。
さぁ今度は深い→浅いなので濡れる事間違いなし。
意を決して・・・・。※べっちゃべちゃになりましたw
小樽ディープスポット案内、礼文塚編おしまい。
まとめ
- 目印は国道5号線のホテル
- 線路の横断はダメ!
- 濡れてもいい服装で!
- 許可を貰った方が良い!
- 徒歩か自転車で行くこと!(自転車は小川の目の前に駐輪した)
いかがだったでしょう。サーファーが愛した海。礼文塚。
残念ながら張碓グリーンなる海の色を見る事は出来ませんでしたが、
どこまでも続く絶景と穏やかな海を見る事が出来ました。
自分としては満足です。
もしアナタもここに来る場合は、快晴の日にきてみることをオススメします。
そして張碓グリーンを見る事が出来た時は是非ご報告下さい!
ではまた。ニナ(@ninarich0313でした^^
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