みなさん、おはこんばんちは。ニナ(@ninarich0313)です。
今回行った場所は余市町フゴッペ川温泉「貴泉天山樂」という温泉施設です。
正直言いますと、最近まではまだ営業していると思っていたので、ビックリです。
ですが、営業していないと知っているといてもたってもいられなくなり・・・。
と、言う具合で現地に向かってみました。
余市フゴッペ川温泉 貴泉天山樂とは…
この温泉は原泉かけ流しではなかったようですが、
山に囲まれた秘境感や、ラオス式薬草サウナという一見聞きなれないサウナがあって、それが人気だったそうです。
泉温は気温15.4度の時において34.7度だったようなので、
加温していたということでしょうかね。
入浴料は当時大人600円、子供300円だったようです。
泊り料金は6800円だったようで14室あったみたいですね。
泉質は、含重曹芒硝泉(緩和性低張性微温泉)というらしく、道内唯一だったようです。
そんな貴泉天山樂さんの写真付きリポートです。
貴泉天山樂周辺の写真
まずは外観から。
全体は写っていませんがこんな感じ。二階建て。
正面右手は一階しかない模様。営業していた時は主に正面左手側が客間って感じでしょうかね。
入り口に近寄った時の写真。
インプレッサが多いですね。スバル好きの人がオーナーなのだろうか。
この写真の車はナンバー外されていますが、
他の車はナンバー付きだったものも…
非常にもったいないなぁというのが第一印象。
近づいてみた感じ。
かなりキレイですね。いつから放置されていたのかわかりませんが、屋根がある分状態良好。
使える部品も多いんじゃないかなぁ…。
ちなみに奥に見える車が私の車です。(CitroënDS4)
近寄って撮影してみた。
見たところガラスも割れていないし保存状態はかなり良さそう。
写真真ん中あたりに白い鳥居が見えます。
ただこの奥には養鶏場があり、そこで飼われていると思われる「お犬様」に気づかれてしまい、
動画ではめちゃくちゃ吠えられていますw困ったもんだ…
それが無ければ間近まで行けたんですけどねぇ。。。。よく気づいたもんだw
貴泉天山樂内部
んじゃ内部潜入。
時系列ではないけど大量に写真貼っていきます。
これは玄関入ってすぐのもの。荒れ放題です。
侵入者を拒むように物が散乱していますね。
料金表。Aタイプ2~4名二時間2000円。値段設定としてはどうでしょう?
最大人数で使えば一人500円。二人だと1000円。
家族で来ると思えば安いのかな。まぁそれは部屋を見て考えましょう^^(動画内にて)
入り口すぐに廃車。状態はボロボロ。どうしてこうなった。
更に奥に入るとまた車が。どれだけ車ぶち込んでるんだw
やはり建物の中にあるだけあって、状態はいいですね。
バッテリーさえ何とかするとエンジンかかりそうですなぁ。
車の位置から大浴場側に向かって撮影したもの。なぜかここの所だけピンボケしやすかった。
先ほどの場所から少しだけ奥に進んで外に向かって撮ってみた。
この通りゴミで溢れてます。
昔はくつろぎスペースだったんだろうになあ。。。
アサヒ生ビール中ジョッキー500円って書いてます。
土日は延長営業してたんですね。こんな山奥にひっそりと明かりが漏れて居たら、、、
想像するだけで飯3杯くらい行けそうな気分です。(ごめんなさい言い過ぎました)
貴泉天山樂内部・厨房
貴泉天山樂の厨房。
当時はここであわただしく料理が作られていたんでしょうね。
当時のまま時間は止まっています。
閉鎖きまってからどれくらいの時間があったんでしょうね。
夜逃げじゃあるまいし、片付ける時間くらいありそうなんですけどねぇ。
炊飯ジャー二つ。
10年前なら北海道のブランド米あるのは…
九十九おぼろ月とか?を使ってたのかな~?ってあくまで想像ですけどね。
炊飯ジャーアップ。このタイプってかなり古いですよね。
貴泉天山樂内部・大広間
場所は変わって貴泉天山樂の大広間。
ステージがあってカラオケみたいな感じもあります。
当時の人達はここで酒を飲みながらカラオケ宴会や、コンパニオン呼んだりしてたんでしょうかねぇ。
写真には人はいませんが、その人のやり取りが見えてきそうです。
たぶん大広間の奥の廊下にあったもの。。。だと思う。
貴泉天山樂の二階部分。
窓が割れていますが、、、さすがにここから動物侵入は無いよね???
鹿とかなら簡単に入れちゃうのかなぁ。
貴泉天山樂の客間。
主に3畳~5畳がメインっぽい。ここで4人はさすがにキツくね?
二人でも厳しいと思われる。
5畳くらいのタイプ。こちらはだいぶ広くなりますね。
これなら何とかくつろげそう。
上に同じく5畳?タイプかな。
小さな糞やゴミが無ければ普通に人が先日まで使ってたんだなぁって思えるくらい、
状態は良好。だからこそ感じるもったいなさ。
洗濯するスペース?従業員用かな。多分。
小学校の手洗い場を思い出した。
うん…いつのものかわからんけど、、、きたねぇ…
一階奥にあった物置みたいなところにずいぶんと古そうなゴルフクラブが。
天井はいいけど…
床がやばすぎ。
ピンボケしてるけど、、、2008年、、、廃業当時のカレンダーとなっております。
仏壇の座布団みたいなものが…
当時は全く気付いて無かったけど。
では大浴場へと…
貴泉天山樂内部・大浴場
貴泉天山樂の脱衣場。
籠がびっしり並んでない感じが何とも言えないな。
浴場の中。状態はまずまず。
風呂椅子もシャワーも撤去されているみたい。
皆ここで鏡に向かって身体を洗ったりしてたんでしょうなぁ。
大浴場の湯舟。なかなかいい感じですね。
外の明かりが気持ちよさそうだ。
自然に囲まれて目にも良さそう。
ちなみにここの泉質は道内唯一だったようですが、お肌つるつる、アトピーなどに効くと
言われていたようです。
こんな大自然の中の温泉が無くなるのはもったいないなぁ。
浴場は終わり。ここは確か記憶が不確かなんですが、従業員のスペースの裏だったような…?
貴泉天山樂内部・事務所
最後に向かったのは入り口すぐ右手にあるカウンター裏の事務所。
古いレジスターが置いてあります。さすがにお金とか入ってないよね。
まぁさすがに触る気しないというか触れないしねw仮に入っていたとしてもw
事務所には物が散乱。NTTの請求書の封筒らしきものなどが。
遺留物を見ても今では見られないロゴマークや商品があって面白いですね。
あ~そういやこんなものもあったね。って感じで。
事務処理していたと思われるパソコン一つ見ても時代を感じますもんね。
その隣のティッシュがなんとなく新しく見えるんだけど、
10年経過していてもこんなにキレイなもんなんですねぇ。
これだけ見てもまだ使えそうですよね。
そして写真を撮って確認してから気づいた神棚…
これくらいはちゃんとしてから放置してほしかったものです。
まだまだ使えそうな遺留物がたくさん。
開けてないから名に入ってるかわからないけど、薬とか入ってたんでしょうかね~。
左下の小さな青い箱、、、俺も百均で買って持ってたかもしれないw
いつの時代の4時40分にこの時計の命は止まったんだろう。
2008年廃業当時なのか、それとも一年以上動き続けてから止まったのか…。
最後の方は電池が切れかかっているから、少し遅れてただろうし、
この表示されている時間が、この時計の命が終わった正確な時間ではないでしょうけどね。
おや…?何か本がある。
なるほど。他の温泉宿の勉強をしていたようだ。
うちらもそうですが、リサーチは欠かせませんもんねぇ。
この本の下にもう一冊ある。
どーん!!
で、でたーーーー!!今は亡き(無き)TOKIOの山口(元)メンバーw
まさかここでお会いできるとは…10年前なだけあってまだ若いですね。
しかも上の本に隠れてあっただけあって、本もほとんど焼けてないしキレイです。
山口(元)メンバーも色あせておらずぴちぴちでございます。
これを見つけた時は一人でうぉっwwwっと声を出してしまいました。
もちろん動画ではカットしていますけど…w
あとがき
こんな感じで約1時間程居た余市フゴッペ川温泉貴泉天山樂、潜入リポートを終わりとしたいと思います。
10年という時間は長いようで短い…でも、知らず知らず消えていった、
気づかぬ間に無くなったものを発見した時、その当時の様子が自分の記憶に紐づけされて、
色鮮やかに記憶の中でよみがえってきました。
ただただノスタルジックな気持ちに浸る訳でもなく、
様々な記憶と気持ちで満たされた楽しい潜入となりました。
もう復活する事は無いのだろうけど、もし復活したら、
入浴しに来たいと思います。
それではまた、次回、ブログか動画でお会いしましょう。
ニナ(@ninarich0313)でした。
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