石狩遺構・廃墟めぐり。水子の霊を沈める場所?観音聖地を探索してきた!

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廃墟遺構・限界集落・廃村・廃駅など『廃関連』

みなさんおはこんばんちは。ニナ(@ninarich0313)です。
今回訪れたのは、ネットにもあまり情報が乗っていない謎の宗教施設の廃墟と呼ばれる
北海道石狩市高岡にある通称、観音聖地という場所に行ってきました。

一番下には探索した時の動画も貼ってありますのでご覧くださいね〜^^

観音聖地ってなんぞや?

観音聖地は、Yahoo!掲示板にも場所を尋ねる質問や廃墟専門サイトなどでも取り上げられる場所ですが、
詳細は不明。一つわかっていることは(確定情報ではありませんが)水子の霊を沈めるお墓なのだとか。それがお寺関係なのか、謎の宗教団体の施設なのかすら不明です。

引き寄せられるように見つけた場所

自分も正直たまたま見つけた場所で、
先日石狩油田を探索している時のこと、あまりにもそのまま帰るのでは早すぎると
近くの駐車場に車をとめ、石狩の廃墟や遺構を調べていたときのこと。

某廃墟や心霊スポットを網羅するサイトを開いてみると、近くに観音聖地というスポットがあるということを知りました。

駐車場からは車で3分。これは行くしかない!!と、
すこし移動し、某サイトの示す場所を歩いてみると・・・

行けども行けども畑ばかり。草むらからは謎の動物と思われる足音が聞こえ、
どうみても道がない場所までたどり着きます。

半ば諦めかけというか、完全に諦め、車に戻り、そのまま来た道を帰るのも早すぎるから遠回りして帰ろう。。。と思って車を走らせていると、別のブログに書いてあったヒントや写真に合致する場所が。

即車から降り、カメラを片手に突入してきました。

いざ突入!観音聖地へ

まず入り口初っ端から謎のおもちゃが…
赤ちゃんがあちらでも遊べるように?置いているのでしょうか。
謎です。

橋の手前には入場料を納めよ…と言わんばかりの奉納箱。
ニナは帰りに入れて帰りました。
橋を渡ると別の世界に行ってしまうのでしょうか。
まぁ自分は0感なので何もありませんでしたけどね。夕方

 

写真ではわかりづらいですが、道路の先に観音さまが見えます。

上の写真なら微妙に見えますね。

大きな観音さまの首がありません。そして足元に小さな観音さまが、、、。
横には取れた顔が置かれています。
この足組はこの観音さまを直すつもりなのでしょうか。そのつもりならば早くしていただきたいものです。

なんとも言えない気持ちになりますね。これじゃ本当に何かを収めるつもりでも
供養にならないでしょう。。。

立派な台座。ここの上の主人はもう影も形もない・・・
これのどこが観音聖地なのか。

当然のように倒壊した石灯籠。
まだこの施設が稼働していた頃は、この道の両端に石灯籠が隙間ないくらいあったであろうことは想像に難くないですね。

ここも、

ここも、、、

このまま朽ちて自然へとかえっていくのでしょうか。

やっぱり台座には主人がいない。きれいさっぱりどこに行ったのやら。。。

道から外れた観音さまはご無事のようです。このままずっと残っていていただきたい。

上の方まで来ると正面の大きな観音さま以外にも無事である観音さまが、、、ただ
その横を見ると小さな墓と観音さまらしいものが全て壊れています。

人的破壊なのか、自然倒壊なのかはわかりませんが、ひどい有様です。

正面の観音さまの横に真新しい感じの車庫が。
こんなに綺麗な車庫を置くくらいならきちんとここを管理してほしいものです。
しかし、そんな車庫があるからこそ、ここはまだ人間の出入りのある場所なんだと思えます。

小さな台座と小さな観音様。見るも無残です。

あるご家族の名字が書かれていますね。
これはお墓で確定ですね。

北海道観音と書いています。上には当然のように主人はいません。
ここは観音様がたくさん鎮座する場所だから観音聖地と呼ぶのでしょうが、
この状況を見る限りはとても聖地と言えるようなものではなく、観音様の墓場や地獄と言えるような有様です。

この観音さまが全て修復され石灯籠も道も整備されれればお参りにくる人も増えるでしょうね。

この場所が場所なだけになんとも悲しい、というか虚しいというか、、、
いたたまれない気持ちになりました。

最後に動画をアップしてますので、まだご覧になってない方はご覧くださいませ。
4分弱の短い動画です。

なんとも言えない気持ちになる観音聖地ですがいかがでしたか?
では、また次回お会いしましょう!ニナでした。

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