タコ部屋とは…
タコ部屋という言葉を一度は聞いたことがある人も多いだろう。
囚人労働の代替物として、
主に北海道などで行われた奴隷的な制度だ。
過酷な労働を強い長時間重労働を課し秩序を乱すもの、
タコ部屋から逃亡をしようと試みたものは、
私刑(リンチ)を行うこともあったとされる。
タコつぼのように出られなくなるからタコ部屋と呼ばれる説や、
他雇(たこ)から連れて来た(主に北海道外)人間が多かったことなど、
様々な説があってタコ部屋と呼ばれている。
タコ部屋では以下のようなことが行われていたといわれている。
- 監禁、拘束
- 長時間、重労働、低賃金
- 私語厳禁
- 私刑(リンチ)
- 粗末な食事(飯場)
- まともな医療を受けられない
- 騙して連れてこられた etc…
タコ労働では常紋トンネルが有名
蛸部屋で有名なのは、
全国的な心霊スポットとしても有名な、
常紋トンネルだろう。
ここではタコ部屋強制労働で100名以上が亡くなったと言われており、
その遺体はトンネルとその付近に埋められていると云われていた。
しかしその後、
地震によって崩れたトンネルの内壁から『人骨』が発見されたことにより、
『噂』ではなく『事実』として一大ニュースとなった。
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【常紋信号場 跡地】心霊スポットとして名高い常紋トンネル周辺探索。
天北線跡地のすぐ傍の跡地へ…
場所は稚内市の恋問川と道道121号線沿いに並行して延びる、
天北線跡地のすぐ横にそれはあった。
道道121号線の脇に車を駐車しタコ部屋跡の座標に近づいてみる。
周りは休耕地？らしき畑と、笹薮、そしてところどころ小さな林がある。
人工物は並んでいる鉄塔だけ。
それだけなのだが、
とにかく臭い。獣臭がした。
熊のような強烈な臭いではないので、
鹿の臭いなのは間違いないが、
笹薮と鹿…と言えば、
鹿に寄生して勢力を伸ばすマダニの心配をしてしまう。
こんな何もない(あるのは鉄塔だけ)場所なので、
それらしい装備なんてして来ていない。(ハイソックスくらい)
侵入を許せば間違いなく人生初噛みされるだろう。
そんな心配をしながら天北線跡地を歩いていると…。
タコ部屋跡の碑が…
それはひっそりと存在していた。
天北線横のタコ部屋跡地
けっして有名ではない天北線タコ部屋跡が実在していた。
食い入るようにここにいたが…。
正直長居するべき場所ではないということだろうか、
靴の上に一匹、中に一匹、、、計二匹のマダニがまとわりついていた。
幸い嚙まれたりしなかったが…
車から出た時の心配が的中した。
熊も出没することがあるらしいこの場所、
万が一訪れる際はしっかりと装備を整えて訪れていただきたい。
人生数度目のマダニ未遂。
探索後もしばらく体中が痒くて、
呪いなどは信じていないが
こういったものもその一種なのではないか？と思ってしまった私だった。
【闇】旧天北線のすぐ傍に存在した『タコ部屋』跡地へ…【北海道探索】
以下Youtube動画。
良ければご視聴どうぞ。
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