苫小牧市『柏原トーチカ』現地探索

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廃墟遺構・限界集落・廃村・廃駅など『廃関連』

北海道苫小牧市にある柏原トーチカ(TOCHKA)に行って来た。
Youtubeに動画をアップした当時は恐らく、自分以外にこのトーチカを動画にアップしている人はおらず、貴重な動画と思われる。(見た目はどこも似ているので新鮮味は少ないのが難点…笑)

トーチカって何?

トーチカとはコンクリート等で造られた防御陣地(戦争遺構)である。 北海道のトーチカの多くは太平洋戦争時、アメリカ軍が千島列島を南下し本土(北海道)を攻めてくる事を想定し造られたと云われている。

柏原トーチカの周囲には運送業の会社や工場、物流センター等多く存在し、 こんな所に戦争遺構があるのか?と思ってしまう様な、苫小牧でも大きな工場地帯にひっそりと佇んでいる。

最近はGooglemapにご丁寧にピン留めをする人が増え、トーチカという存在を認知しやすく見つけやすくなっており、興味を持った人間は『ちょっと行ってみたい』と思うかもしれない。

しかし実際に行ってみると、地図上では簡単に見つかりそうな【柏原トーチカ】だが、
道中に枯れた草木や小川、ぬかるみが存在し意外と時間がかかる。
更には地図では平面だが細かな起伏もある為体力が消耗する。
探索慣れをしていない人間が無理をしていくと怪我をする恐れもあるので注意が必要だ。

まだまだ知られていないトーチカがあるかも?

現在北海道内には80基程があると云われているが、その数は発見されている数であり、正確な数は把握されていない。 その為、数年前に大樹町の海岸で崖から飛び出すトーチカが新たに発見された時には話題となった。(その後崩落)

まだ世の中には認知されていないトーチカがどこかで眠っているかもしれない。

【到着困難】苫小牧市 柏原トーチカ【忘れ去られゆく戦争遺構】@youtube

 

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