【北海道】幌加内町 旧深名線 政和駅(せいわえき)跡と第三雨竜川橋梁跡と謎の石碑を調べた

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廃墟遺構・限界集落・廃村・廃駅など『廃関連』

日本で作付面積、生産量共に蕎麦の産地の幌加内町。

縦長の幌加内町のだいたい真ん中らへんにある政和(せいわ)地区。

この地区に今ある施設といえば、幌加内温泉ルオントと政和簡易郵便局、そばの花展望台くらいだ。

昔は駅前にAコープやガソリンスタンドがあったらしいがそれは今はもう無い。(ガソリンスタンドは跡が一応残ってはいるが…)

悲しげなガソリンスタンド跡

今は形が残っている政和駅ですら、いろいろな形で転用されながら何とか倉庫として辛うじて第二(第三?四?)の人生を送っていた。

遠目で見たらここを駅跡と思う人間は
いないかもしれない。

人も出入りしていたので、しっかりと現役していた事は嬉しい限りだが、

ここが駅だったという(一応)証拠かな。
裏にも廻れたら良かったんだけど…

逆に人がいたからこそ長居する訳にもいかずに
ささっと写真を撮って終了となった。
ちょっと予定よりも時間が早く終わってしまったので、

同じ政和にある深名線の
第三雨竜川橋梁跡というトラス式の美しい廃橋に向かってみた。

すぐ近くの国道275号線を深川から北上していくと、
幌加内温泉ルオントに到着する少し前に右手に見えてくる橋だ。

木々の葉が落ちた時期に国道に車を止めて撮ると迫力のある写真を撮れると思われる。

横からの画像があるオススメ外部ブログ→幌加内町字政和 旧深名線「第三雨竜川橋梁」

第三雨竜川橋梁

上の写真は、
橋が見えてからすぐのところを林道入った所に車を止めて近くで撮影したもの。
間近で見ることができるのでオススメ。
また第三雨竜川橋梁の手前には謎の石碑が(画像下)

なんでもこの石碑、渡部義雄という方の慰霊碑(忌魂碑)らしい。
この橋の工事はとても厳しいものだったと云われ、
当時29歳という年齢で工事の指導をしていた方が
渡部義雄氏だったようだ。

この渡部義雄氏、
工事が完工の日に不運にも殉職を遂げたようで、
その忌魂碑が建てられたようだ。

本当はこの記事は出さずにボツにしようか迷ったが、
2023年9月に訪問した記録として一応ここに残しておく。誰にも見てもらえないかもしれないけれど…。

↓合わせて読んでみませんか?↓

【北海道】旧深名線 朱鞠内駅跡へ

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