【廃校】半世紀以上前に閉校し今も残る奇跡の廃校【大英小学校跡】へ その1

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廃墟遺構・限界集落・廃村・廃駅など『廃関連』

おはこんばんちは、ニナ(@himajine_syasai)です。
今回も珠玉の廃校をご紹介いたします。
ではではゆっくりお楽しみください。
二回にわかれて書きます。そして二回目の最後に
Youtube動画もアップロードしてますので
そちらまで見てってくださいね~♪

北海道の廃墟ってさ

北海道で人々が手をかけなくなった建物(廃墟)は、
数年も経過すると崩壊していく。

人が住まなくなった建物は、内部からの熱も無いし屋根の雪を降ろす人もいない。
屋根の雪は滑り落ちることもあれば、そのまま屋根の上にとどまり続けたりもする。

牛舎跡? 

屋根の上にとどまった雪の一部はとけ、
何事も無かったかのように滑り落ちたりそのまま消えたりする。

が、
もう一部は少しずつ少しずつ…
溶けた雪の水分の一部が建物を浸食しはじめたりする。

そういったこともあれば、無かったりもして、
少しずつ人の手が入らない建物は劣化していく。

だから、北海道(雪国)の廃墟は雪が降らない地域と比べ、
劣化が激しいしすぐに無くなっていく。

仕方がないことではある。

断念した時のもの。この画像の右手100m程先に建物が残っている…

珠玉の木造校舎は道北に存在する

今回紹介する廃校は、

北海道でも道北に位置し、積雪日本一の地域幌加内町の隣…
士別市大英(たいえい)にある僻地等級3の学校だ。

※へき地等級(へきちとうきゅう)は、教職員に対する「へき地手当」の額を定めるために、へき地に所在する公立学校(「へき地学校」)に付される等級である。

へき地教育振興法」(以下、「法」と表記)及び「へき地教育振興法施行規則」(以下、「規則」と表記)に基づいて、各都道府県条例によって定めている。学校が所在する地域の状況に応じて、一級から五級までの5段階と、準へき地学校の合計6段階があり、数字が大きいほどへき地の程度が大である。

へき地とは、交通条件及び自然的、経済的、社会的条件に恵まれない山間地、離島 等の医療の確保が困難な地域で、具体的には、無医(歯科医)地区、無医(歯科医) 地区に準じる地区、へき地診療所等が設置されている地区を指す。

昨今では、東京で生まれたらガチャ成功だとかそんな言葉がはびこっているが、
昔は地域的に恵まれない場所に勤務したら、手当てが出ていたということだ。
まぁ。。。これは教職員の話だがそれなりに福利厚生がしっかりしていたんだなぁと。
教育に力を入れていたのだということがわかる。

脱線するが、
暖房手当(寒冷地手当)というのもそれに該当する気がする。
これは一般企業もあったが今、
一般企業はほとんどないと思う。
公務員にはまだ支給されていたりする場所もあるらしい。

と、脱線しまくりだが、
まぁまぁ田舎で不便(昔の基準)な場所にあったのが、
今回紹介する大英小学校というわけだ。

士別市大英集落へ…

以前から訪問し、微妙に来るべき時期を間違えたことで
何度も来る羽目になった士別市大英地区。

そして冬が到来し雪が深くなるギリギリの時期に再訪問できたのだが、
秋に訪問した時とは違い大正解。
雪が深くなると雪漕ぎで探索も大変だが少しなら草木が枯れて
視界が広がる。

冬だと遠くからでもこの建物が見えたが、秋はほとんど見えなかった…。

ベストなタイミングで最高の探索日和‼
二年越しの目標達成に一人、山奥でテンションがおかしくなっていたのだった…。

                                     …続く

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