美唄市【まるで神殿】南美唄町にある三井美唄炭鉱遺構巡り

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ニナ(@himajine_syasai)です。
北海道美唄市南美唄町にかつてあった三井美唄炭鉱の遺構をお届けします。

美唄市にあった炭鉱は三ヵ所

美唄市は最盛期には9万人の人口にものぼり炭鉱で栄えた町。
三菱美唄と三井美唄、北菱産業埠頭美唄炭鉱にわけられました。

三菱美唄炭鉱は1913年に飯田炭鉱として開鉱しされたが2年後の1915年、
三菱が買収したことにより三菱美唄炭鉱となり、
1973年に閉山。60年間稼働していました。
大夕張と並ぶ三菱鉱業主力鉱山でした。

北菱産業埠頭美唄炭鉱は、唯一稼働している炭鉱。盤の沢地区にあります。

今回お届けする、
三井美唄炭鉱は中小の炭鉱を買収した形で1928年に発足。1963年に閉山。
規模は大きかったものの、三菱と比べ採炭量は劣り石炭産業の集約化を進める中で早期に閉山する形となりました。三井として35年間稼働していた炭鉱です。

山奥に残る遺構

三井美唄炭鉱の石炭産業遺構群は、
美唄市の南美唄町、高速道路から見た山側にあります。

夏場は草木で茂っていて見つける事は厳しいのですが、
冬になると草木が枯れ落ちる事により見ることができるので、
見たことがある方もいるかもしれません。

唯一、ボイラー煙突が目立っているので常に見ることができます。
※比較的行くのも簡単

 

高速の上、走行音が聞こえて来る為、
ヒグマへの恐怖心は恐らく誰が来てもそれほど無い場所。

しかし実際は羆は出ます。近くに熊穴もあるというし。
斜面を上り下りしたその先にあるものは…。

古代神殿のような炭鉱遺構

熊も怖いがマダニも怖い。
そんな藪漕ぎをし恐怖に打ち勝ったものだけが間近で見ることができる遺構。

以下の画像は選炭場。
※選炭場とは石炭とボタ(ズリ)を選別する場所の事。

この他にもいくつか遺構が残っていますがそれは動画でどうぞ。

※おまけ画像

美唄郷土資料館のもの。

美唄郷土資料館 常盤台と思われる画像

常盤台駅付近 美唄郷土資料館にて

 

 

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