109年の歴史持つ小樽中野植物園はレトロで懐かしい遊具がたくさん!
みなさんこんにちは。
ニナ(@ninarich0313)です。
今日お届けするのは小樽人ならだれもが知っているけど、
あんまり行った事が無いスポット。小樽市清水町にある中野植物園をお届けします。
一応ディープスポット案内のつもりで記事にしましたが、小樽人ならほとんどが知っている場所のためディープとまで言っていいのやら・・・まぁB級スポットと言っても良さそうですが、、、。(同じ意味かな?w)
中野植物園の歴史などから紹介
中野植物園の創業は1908年で明治41年で
びっくり109年の歴史を持つ巨大【私設】植物園です。
敷地面積が50000㎡ということであの東京ドームが46755㎡で札幌ドームが55168㎡ということで、
相当広い土地ということが分かります。その当時何もなかった山ばかりの清水町という土地を個人で切り開いたというのは
相当の労力とお金がかかったことは容易に想像できますよね。
初代園長は中野鹿蔵氏。
当時まだ発展途上にあった小樽市の将来を見越し小樽に大衆公園もしくは家族ぐるみで楽しめる場の必要性を感じ中野植物園を設置したようです。
あのオタモイ遊園地も同じように個人が出資して作ったりしていましたから、
昔の小樽にはそのように小樽を思い小樽の為にお金を出す力のある個人が多かったということですね。
そしてオタモイ遊園地の名前を出したのでついでにお伝えしておきますと、
あの焼失してしまったオタモイ遊園地よりも古い歴史が中野植物園です。
(オタモイ遊園地は昭和初期~27年まで)
ここは中野遊園地・・・?
中に入ってみると春は桜、秋は紅葉に彩られ美しい中野植物園。
当然植物園ですから様々な植物があります。パンフレットに書いているのは
ほんの一部でキクザキイチゲ、ムラサキヤシオ、チューリップ(あるんだ?)八重桜など。
ただここはそれだけじゃないんですよ。それは後ほど書きますが。
ナチュラルパラダイス
自然のシャワーを浴びてナチュラルパラダイス。
あ、これ昭和の香りが漂うパンフレットに書いてある文言です。素敵な言葉ですw
さて自然のシャワーを浴びる為に入場料大人200円(小人100円)を支払い中に入ると即お出迎えしてくれるのが
柴犬のハルちゃん。
とってもお利口さんで中野植物園はご謙遜してうちの子ダメなの~って言っていますが、そんなことは無い。よくできた子です。
そんな柴犬ハルちゃんの熱烈歓迎を受けたら、
目に飛び込んでくるのが遊具の数々。今ではなかなかお目にかかれない遊具がたくさんです。
この遊具の数だけ見ても、【中野遊園地】と名乗ってもいいのではないか?というレベルなんですね。もちろん、開園当初からある遊具ではないでしょうから、植物園を名乗ったというのは当然なんですが。
まぁとりあえず中野植物園の写真を撮りまくったのでそれを見ながら
小樽のディープスポット中野植物園を見てみましょうか。
これが中野植物園だッ
中野植物園の全体案内図。正直全くわからない案内図ですが、
とりあえず案内図らしいです。
だいたいの場所を把握した所で散策してみましょうかッ!
先ほど柴犬ハルちゃんが歓迎してくれた場所が上の画像真ん中の一番下。
入場券売り場です。
そこから左に行ってみます。
ベンチ、遊具、よくわからない七福神っぽい置物。
めっちゃいい顔してます。見てるだけで和みます。
この遊具って今でもあるんでしょうかね?ニナが小学生の時はありましたよ。
ちなみに、この遊具揺らしていて、下に足滑らせて骨折した健二くんって友達がいましたね。
遊具一つでそんな遠い過去の記憶がよみがえってくるんですから、中野植物園おそるべし!
これは遊んだこと無いですが、小樽のこどもの国にあったような気が・・・?一人で動かそうとしてみましたが、さすがにカメラ片手に動かすのは厳しかったです。
とりあえず中野植物園一番下の遊具コーナーはここが一番端。上に登っていきます。
植物園って言ってますが、なんとなく遊園地ってのが分かりましたか?
でもご安心を。ちゃんと植物もいっぱいあります。
中野植物園の植物たち一部
エゾマツ
ツツジ。
上へと昇る坂道・・・中野植物園の散策はまだ始まったばかりです。
中野植物園下段
さて中野植物園入口の遊具コーナーを見て回ったので次は
上へと登る散策路を歩いて行ってみましょう。
まず目に入ってくるのがコレ↓
灯篭。
そしてブランコ。行った時が5月29日ということで
八重桜の絨毯でキレイでしたね。もうすぐ九月になるので
紅葉狩りに出かけてみてはいかがでしょうか?
ぶら下がる?やつ。名前は分からんです。
さすがに一人で遊ぶのも恥ずかしいので見てるだけですw
入口近くににあった遊具の小さいやつ。パンフレットにはウマと書いてます。
ちなみに下段のはゾウw
さらに奥へ行ってみましょう。右側になんかさっき見たようなものが・・・。
デジャブかと思いきやパンフレットを見てみると「ウサギとカメ」みたいなので
別物でしたね。ほぼ同じ色違いに見えるけど。
再びカップル用(❓)ブランコ。誰か二人でのってるところを写真撮ってくれませんかね。。。
中野植物園中段
ここまで見てやっと登り道の半分です。
なかなか手ごわい中野植物園。
やっと到着中段広場。
先ほどあった遊具たちのオンパレードです。昭和の時代、ここで子供たちがきゃっきゃしてたのでしょうね。
今もこういう遊具で遊ぶ姿を見てみたい気もしますが。もう見ることが出来ないんだろうな。
少子化だし、そもそも遊び方知らないだろうし。
中段広場には滑り台の残骸が。もう使われることのない子です。
この子には勝手に名前を付けました。撃破された「中ボス」という事にしておきます。
こんな感じで植物たちが絡まっています。昔はこんな中ボスでも
子供達を笑顔にしていたんだろうなぁ。。。
中段広場から山頂広場へと続く道。
まだ先は見えませんよ。
まだまだ先です。
ここにも灯篭。そして・・・
ここにきてセーブポイント(あずまや)です。
なかなかレトロ感あるベンチがありますね。体力が無い人はここでセーブしておきましょう。
ラスボスがいる山頂広場の前に息を整えておく必要があります!(適当)
消えかかってますが大人向けなんですねジョアって。知らなかった。
剛力彩芽がヤクルトジョア誰のもの~みんなのジョアって歌ってた気がするんだけど、
大人向けだったのか。。。知らなんだ。
シーソーらしき遊具。近くで見ると150㎝くらいの高さはあるようなんですが。
シーソーだったら軽くタヒねそうです。
こいつの名前を中ボス2にしときます。
実際の所はシーソーとかじゃなく回る遊具らしく飛行機っぽいやつですね。
(名前分かる方教えてください)
子供なら上に座るだけでも大変な中ボス2です。
いよいよダンジョンも佳境に(違)さしかかってきた所で
狛犬登場。
なかなかの雰囲気をかもしだしている狛犬。
空を見上げるとこんな感じ。マイナスイオンたっぷりパラダイスって感じですね。
なのでここで一つ中野植物園のパンフレットを今風にしてみます。
自然のシャワーを浴びて、ナチュラルパラダイス。
これを↓に。
「マイナスイオンのシャワーを浴びて、ナチュラルパラダイス。」
めっちゃいい感じです。
廃墟あと。もともとはここも中野植物園の何らかの施設だったんでしょうね。
時代とともに朽ちて行きあと数年もすればこの形すら無くなってしまうのでしょう。
と、ここまでくるとあと少し。
ラスボスが待つ山頂広場だっ!
山頂広場(最上段)
山頂広場に到着。お分かりいただけただろうか?
何故、下の滑り台を中ボスと呼んだかを。
ラスボス登場
ラスボスに近づいてみました。なかなか迫力あるでしょう?
どーんw
下から上を見上げるとこんな感じ。さすが坂の町小樽といった所か?結構な急こう配です。
昭和っこたちはこれを喜んで滑りまくってたのだろうか?それとも大人になってしまったから
コワイと思ってしまうのだろうか?滑っても途中で足をつけないとコンクリートに尻を割られますので注意です!(あっ尻は割れてましたね)
とりあえず上に行ってみましょう。
どひゃ~wめっちゃ急っ。でも滑ったら楽しいのかも。(滑らないけど)
誰か滑っている所動画でアップしてくださいw
ラスボスと対面した所で、そそくさと下山。
山頂広場からの帰り道
こちらは行きと違い何もない道。散策道って感じですかね。
途中色々置いてありますが一気に下山してしまう感じ。
懐かしい蚊取り線香のパッケージ。
謎の台座。この上に何か乗ってたんでしょうかね?
像の皮膚っぽい木。
あくまで春に撮ったものです。秋になればもっと真っ赤な紅葉が見られるのかもですね。
トイレ。
なかを見てみます。
男子用の便所。
個室トイレ。意外と(失礼)キレイです。しっかりと掃除されているのが分かります。
ちゃんとトイレットペーパーも備え付けてあります。たまに無いトイレだと焦りますからね。
ここなら安心。
古代文字。
手宮にある古代文字と同じっぽいですね。
それにしても、はっきりと見える古代文字。これ、誰かが見よう見まねで作ったとかじゃないですよね?何故ここに古代文字があるのかが凄い不思議です。
中野植物園自体はこれにて終了なのですが、
この敷地内に小樽人のニナも知らなかった場所があるのでそちらに行ってみます。
後少しなのでお付き合い下さい。
源山
小樽の中央バスの路線には梅源線(ばいげんせん)という路線があります。
小樽郵便局前ー小樽駅前ー長橋十字街ー北手宮(中野植物園前)ー梅ヶ枝町ー手宮ターミナルという感じでまわるバスなのですが、
梅源の梅は梅ヶ枝だけど源の意味が分かりませんでした。
でもそれがこの山の名前に由来していると知った時、少しビックリしましたね。だってそんな山あるなんて思わなかったですし。
という事でこの源山の登山に挑戦してみました。
まぁ言ってもこの周りの土地勘があれば、どれくらいの山か大体想像つくとは思いますが、、、。
まずは画像でご覧ください。
まず大体に位置を把握する為に再びこの画像をご覧ください。
案内図の右半分が源山に続く道です。
そしてこれがグランドと書いてる所に続く階段。
写真手前側に入場券販売所と古代文字があります。
グランドすぐ横にこの遊具があります。
そしてすぐ隣に登山口が↓
さて行ってみましょう。
この写真だけ見ると立派な登山してるって感じ。でも頂上はすぐそこ!
5分~10分で踏破できてしまいます。
登って行くとそれらしき場所に出ます。
菩薩様が・・・。手を合わせつつ写真撮らせていただきますとつぶやきながら撮影。
こういうのがあるだけでいきなり雰囲気変わるんですね。不思議なものです。
そしてこの広場からすぐそこに山頂への道が。岩場なので気を付けて登ってください。
源山山頂には観音様が。
お賽銭箱があるのでそこにお金を投入。手を合わせ再び撮影させていただきますと心の中で念じ撮影してみました。
まさかこんな山があるなんて。
まさかこんな風になっているなんて。
正直びっくりでした。
山頂から見下ろすとこんな感じ。
そして中野植物園ー源山の最後の写真になりますが、
源山からの山頂の景色はこんな感じになります。
遠くの山がかすかに見える程度です。
過去の源山山頂からの景色は、この手前の木々が無く遠くまで見渡せたようです。
時間の経過とともに木々によって隠されてしまった源山。
50代のここらへん出身の地元の人に聞いたら知ってるって言ってましたが、知らない人も多いんじゃないでしょうか。
ちなみにこの源山はパンフレットによると標高150mだそうです。
中野植物園のまとめ
- 昭和レトロな遊具がたくさんある
- 敷地が広いので意外と疲れる
- 坂の町小樽らしい激しい滑り台がある
- 植物園らしくたくさんの草、木、花がある
- 春は桜、秋は紅葉狩りが○
- 入口のワンコが可愛い
- 謎の山がある
こんな感じでしょうか。
他にも中野植物園の事を既に取り上げているブログが相当数ありますが、
源山まで取り上げている所はありませんでした。中野植物園はもう行ったよ!というディープスポット好きな人は源山にこそ行ってみてはどうでしょう?知ってる人は少ないですしね^^
というわけで、今回の小樽ディープスポット案内は
小樽の清水町にある「中野植物園」と「源山」でした!
最後までご覧いただきありがとうございました^^
ではまたお会いしましょうニナ(@ninarich0313)でしたバイバイ!
おまけ情報と動画
入園料 | 大人200円 | 小人100円 | 団体割引有り | ||||||
開園時期 | 4月下旬より積雪迄 | ||||||||
開園時間 | 9時より17時まで | ||||||||
駐車場 | 有り | 無料 | |||||||
アクセス | 小樽駅前より | タクシー約1000円(10分) | 小樽駅前より | ⑭梅源線乗車15分(30分間隔) | 北手宮下車ー徒歩2分 | 札幌より車で1時間 |
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