【奥ニセコ】新見温泉ホテル・新見本館跡地~廃墟跡の湧き出る源泉。

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今回は新見温泉跡地をリポートします。

100年以上続く人気の秘湯

明治45年創業奥ニセコの山間に位置する新見温泉。
2016年3月末で新見温泉ホテル、新見本館ともに閉館することを公表。
しかし2017年1月事態は一転し、営業を再開、順調に経営が続くか…と思われていましたが…。

新見温泉跡地。何もない

閉館~再開~休館~解体

2017年6月末。
突如施設老朽化に伴う改修工事のため休館することになり、
改修が進むと思われていました。

しかし、実際は改修工事が行われていた様子はなく、
建物一部は倒壊。

後継者が見つからない等の話はあったようですので、
最後まで諦めずに再開する方向で動いていたようです。
しかし夢叶わず。

全てはコロナ前のできごと

その後、建物は全て解体され基礎のみを残し今に至るわけです。
今も湧き出る高温の源泉がもったいない…。と、思いつつ、
もし当初の目途通り再開できたとして、
2-3年で再オープンを目指すとのことでしたので時期は2019年。

その直後に訪れるコロナ禍が直撃していた事を考えると、
たらればになってしまいますが、それでよかったのかもしれません。

ホテルを新築中にコロナ禍が直撃し、オープンしないまま親会社が廃業した
ホテルもありますからね…。(その後に別会社が新築ホテルを買い取って営業していますが。)

現役当時はこんな感じ(Googlemapより)

向かって右、道道268号線沿いの建物が新見温泉ホテル。
向かって左、赤い建物が新見本館です。

Googlemapで見ると営業している時の写真を見ることができる。

現在の様子は…

以下の画像は新見温泉ホテル跡。

 

当時は温泉内から見えていただろう紅葉が美しい。新見温泉ホテル跡だと思われる。

紅葉時期に撮影しましたが、
廃墟になっても今なお、
当時の雰囲気を感じる事が出来る…
気がします。

新見本館の露天風呂と思われる。


以下は
新見本館跡と思われる風呂跡。
水も湧き出ていて、
60度ちかい温度で湧き出る熱い源泉と
この水が合わさりちょうどよい温度にしていたのでしょう。

位置的に見て新見本館だと思われる。


下の画像は何度か温度を測った時の様子。
デジタル温度計にしなかったため、
何度やっても一人では一番高い温度の時に撮影できませんでした(苦笑)

温度計を突っ込んで…
サッと出して、すぐ撮るんですが、
ピントも合わないし
みるみるうちに温度が下がっていくんですよねぇ…

湧き出る温泉は60度をこえていた。うまく撮れず写真は54度程だが…デジタル温度計にしなかったのが敗因。

下の画像は、
新見本館でも一番端にあった温泉跡。
露天風呂ではないかと思われます。

撮影当時は、池だろうか?
と思って撮影していましたが…。

新見本館の露天風呂?

Youtube動画

雰囲気もよく春夏秋冬様々な彩を見せてくれそうな新見温泉。
視聴者さんの中にもここのファンもいたようです。
最後の最後まで再開を目指しながらも閉業と、
惜しまれながらも無くなってしまったことが残念でなりません。

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