1600年前の古代彫刻が見られる小樽手宮洞窟。【小樽ディープスポット案内】

シェアする

明治以前の北海道は、
つい近年まで漁猟中心に営まれていた歴史。
それが北海道開拓史によって現在の北海道へと変わっていきます。

こんにちは。
ニナ(@ninaritti0313)です。

さて今日も小樽ディープスポット案内。
先日、軍事道路を探しに行きましたが、
はっきりとした場所の一部も見つける事が出来なかったので
今回は、予定を変更。
※その後軍事道路の場所は判明しました。






第二回小樽ディープスポット案内

手宮洞窟を第二回ディープスポット案内としてお届けします。
さて、この手宮洞窟。

手宮洞窟
※外観取り忘れたので前回の写真を使用

洞窟とは名ばかりじゃねーか!と言われるくらい、
奥行きが全く無い洞窟ですが、興味がある人からすれば、
入場料金が大人100円で入る事が出来、
小樽の遠い遠い過去を見る事が出来る知る人ぞ知る隠れ人気スポットです。
ちなみに20名以上の団体だと80円に割引されるぞ!ヤッタネ!!(笑)

※洞窟という名前ですが冒険的な要素は全くありません。

手宮洞窟 看板 手宮洞窟 リーフレット

手宮洞窟 入場記念スタンプ

ちなみにこの日、16:00時頃行ったのですが、
自分以外に先客2名が入れ替わり出て行き、
自分と更に入れ替わりに1名入場して行きました。

とても小さな施設なので正直、それ程興味も無い人であれば
さくっと5分もあれば十分の施設です。
奥行きも20m無いくらいです。

ただ、続縄文時代の事を妄想しながら、
見てみるとまた違った楽しみ方が出来るでしょう。
ただ、民俗学、考古学に興味が無い人にとっては、
正直オススメも出来ないちょっぴり残念なスポットでもあります(笑)

フゴッペ洞窟とセットで考えるとより理解が深まるかもしれませんね。

地元では当たり前の洞窟

この手宮洞窟は、小樽の手宮方面に住んでる子供達であれば、
お馴染みの洞窟。あまりにも当たり前すぎて、
そこまで凄いものだとは誰も思ってないでしょう。

※それ程小さな時から当たり前にありすぎる洞窟なのです。
子供の時は興味なさすぎてつまらなかった記憶しかない。

発掘されたのは150年程前

この手宮洞窟は今から150年近く前にさかのぼる、
北海道がまだ蝦夷地と呼ばれていた慶応2年の話に発見され、
その後、北海道開拓史である榎本武揚や、イギリスの地震学者の
ジョン・ミルンがこの洞窟を紹介広く知れ渡ることに。
発掘当初は、
洞窟内の彫刻は古代文字ではないか?と言われ、
この彫刻を文字として解読した研究者も現れました。

そして時が経ち、
一時期はこの手宮洞窟内の彫刻は
現代の人間が何らかの意図をもって作った
偽作という説も流れたこともあったのですが、

1980年、フゴッペ洞窟が発見されることで、
改めて手宮洞窟の学術的価値が再確認されることとなったのです。
余市町のフゴッペ洞窟との関連性から、
手宮洞窟の彫刻は、古代文字ではないという結論になったようです。

現在では、アムール川周辺に見られる
岩壁画と同じものではないか?と分かってきたようです。

ちなみに、この洞窟内の彫刻は、
日本国内では手宮洞窟とフゴッペ洞窟にしか無い
貴重な歴史的な史跡なんですよ。

このことから、
当時この地を囲む大きな文化の流れがあったのではないか?
と言われているんですね。

当たり前ですが車などが無い時代にシベリア方面や
朝鮮半島北部、中国東部などを巻き込む文化の流れは、
どれ程の期間を費やしたのだろう?などと考えると
ワクワクしてくるのは自分だけでしょうか。

撮り貯めた写真など

手宮洞窟 シャーマン信仰

上の写真のように彫刻されているようです。

シャーマン

手宮洞窟 シャーマン信仰

この壁画は
北東アジア全域で見られたシャーマン信仰を表現したもの。
と、
いわれています。この時代のシャーマンはどのような扱いだったのか
分かりませんが、
近代においてシャーマンは迫害を受けるケースが多い為、
もし同じ扱いであったとしたら、小樽や余市の端の明らかに
地域的に悪い所でヒッソリと活動していたのかな・・・。とか想像すると
辻褄が合う気もしますね。

洞窟内展示品などの写真

出土品の一部

石器類 手宮洞窟 石器類 temiya cave temiya 手宮洞窟 出土品 手宮洞窟内部

比較的近年のものもあるので、
全部が歴史的価値あるんかいな?とちょっと思ってしまった自分もいますが。もう少し形の残っているものがあれば尚良いんですけどね。

洞窟内パネル等

これを見ればアナタは
ほぼ手宮洞窟マスター。
手宮洞窟 パネル手宮洞窟パネル2

手宮洞窟パネル3

手宮洞窟の彫刻について

BC50000~

古代文字

古代文字 歴史

手宮洞窟 近年

手宮洞窟 パネル

手宮洞窟 パネル

手宮洞窟歴史

北海道の遺跡群

分かっているだけで、
こんなにも北海道には遺跡がある!

手宮洞窟

今ある手宮の海岸線は埋め立て地。
ホーマックや総合博物館あたりは海だったようですね。

銭函方面

発見者の下宿。場所は小樽の奥地張碓。

手宮洞窟の昔

洞窟内部

洞窟内部

手宮洞窟内部

洞窟内部の写真を数点。
上を見上げると、このようになっていて、
洞窟らしさは皆無かな。

後、照明のある穴も、正直ただの穴(失礼)を照らしているようにしか
見えない所もあるのが残念。

それでもここが考古学を考えた時に
重要なものであることには変わりは無いんだけど。

アクセス方法

北海道小樽市手宮1-3-4

手宮洞窟 アクセス

http://www.city.otaru.lg.jp/simin/sisetu/doukutu/dokutsu.html

※小樽駅からタクシーだと実際15分かかりません。

ではでは
ニナ(@ninaritti0313)でした。
またお会いしましょう~^^

オススメの小樽ディープスポットはコチラ↓

小樽旧軍事道路散策。100年昔の旧道を行く。【小樽ディープスポット案内】



気になる記事があればシェアして下さいね。
follow us in feedly

シェアする

フォローする